原題
International Prognostic Score for Nodular Lymphocyte-Predominant Hodgkin Lymphoma.
背景:本研究は、結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫(NLPHL)治療の全段階に重要な臨床危険因子とimmunoarchitecturalパターン(IAP)を評価することを目的とした世界的な共同作業である。
方法:研究者らは、1992年から2021年までのNLPHL症例を記録し、生存率、形質転換、およびリンパ腫特異的死亡率を測定した38施設を対象としたレトロスペクティブ研究を実施した。
結果:調査した2,243人の患者のほとんどはステージI〜IIであった。IAPは生存率の有意な因子ではなかったが、IAP Eは形質転換のより高いリスクを示した。リンパ球優位の国際予後スコア(LP-IPS)が開発され、結果の悪化は年齢、ヘモグロビンの低下、脾臓の関与などの因子と関連していた。
結論:LP-IPSは、高リスクのNLPHL患者を特定し、LP-IPSスコアが低い患者に対する治療の段階的縮小を評価する将来の臨床試験に情報を提供するために考案された。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01655
PMID: 38531001
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