緩和的放射線療法への反応を予測するための有痛性腫瘍患者の分類。

原題
Classification of patients with painful tumors to predict the response to palliative radiotherapy.
背景:本研究は,患者分類システムを考案する目的で,有痛性腫ように対する姑息的放射線療法に対するとう痛反応に影響する因子を同定することを目的とした。

方法:前向き観察研究を行い,2021年8月〜2022年9月の間に姑息的放射線療法を受けた患者のとう痛反応をInternational Consensus Pain Response Endpointsを用いて測定した。

結果:選択された366人の患者のうち、ほとんどが骨転移を有し、放射線療法に対する奏効率は60%であった。オピオイドの使用および再照射は疼痛奏効率に悪影響を及ぼした。奏効率の異なるこれらの因子に基づいて3つのクラスの患者を作成した。

結論:オピオイドの使用と再照射は、緩和的放射線療法を受けた患者のとう痛反応率と進行までの時間に有意に影響した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.03.012
PMID: 38493900

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