原題
Interplay of Oncoplastic Reconstruction and Adjuvant Radiation Therapy in Breast Cancer.
背景:腫よう形成乳房手術(OBS)は腫よう除去と形成手術を組み合わせたもので、放射線治療計画への影響は不明であるが、標準的な乳腺腫瘤摘出術を超えて自然な乳房の外観を維持する可能性がある。
方法:この研究は2014年から2019年の間に腫りゅう切除,OBS, 及び放射線治療を受けた局所乳癌の女性をレビューした。OBSは患者が3次元原体照射治療を受けている間に容積置換を用いて実施した。
結果:OBS中に切除された追加の乳房組織は大きく異なっていた。切除縁は12.5%で陽性であり、切除された組織の量に影響されなかった。患者のマーキングは放射線量測定に影響した。
結論:OBS患者に対する放射線計画は許容可能であり、より多くの組織を除去しても有意な放射線または外科的利点は得られなかった。外科医と腫瘍専門医との明確なコミュニケーション、効率的な乳腺腫瘤摘出腔のマーキング、および再切除の必要性と再構成中の混乱を最小限に抑えることに焦点を当てるべきである。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2023.101403
PMID: 38495037
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