原題
Tumor Contact with Internal Mammary Perforator Vessels as Risk Factor for Gross Internal Mammary Lymph Node Involvement in Breast Cancer Patients.
背景:内乳腺リンパ節(IMN)転移の同定と関連リスクの評価は乳癌患者の治療に重要である。本研究では、腫ようと内乳腺穿通血管(IMPV)との接触がIMNの肉眼的関与を意味するかどうかを検討した。
方法:527人の乳癌患者を対象に,腫ようとIMPVとの接触を評価するために治療前にダイナミック造影磁気共鳴造影を行った。
結果:IMN転移を有する患者では、主に腫瘍-IMPV接触が普遍的に生じた。これはIMN転移のない患者では有意に少なかった。予測分析では、主要なIMPV接触は多変量解析モデルよりもIMN転移をより正確に予測した。
結論:腫瘍-IMPV接触は肉眼的IMN関与リスクと大きく関連している。今後の研究では、この危険因子が顕微鏡的IMN関与と関連しているかどうかを調査し、IMN照射のための患者選択に役立つ可能性がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.02.030
PMID: 38458496
Open Access
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