原題
Effectiveness of Endoscopic Screening on Esophageal Cancer Incidence and Mortality: A 9-Year Report of the Endoscopic Screening for Esophageal Cancer in China (ESECC) Randomized Trial.
背景:食道扁平上皮癌(ESCC)の発生率と死亡率に及ぼす内視鏡スクリーニングの影響を評価した。
方法:中国北部の高リスクESCC地域で、45〜69歳の永住者を対象にランダム化比較試験を実施した。33,847人が参加し、スクリーニング群と対照群に分け、結果を比較した。
結果:9年間、スクリーニング群のESCC率は対照群よりわずかに低かった。スクリーニング群の発生率および死亡率は、ノンアドヒアランスで補正した場合、それぞれ22%および21%低下した。
結論:内視鏡スクリーニングはESCCの発生率と死亡率を適度に減少させる。より効果的なスクリーニング戦略を開発する必要がある。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01284
PMID: 38457759
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