新たに診断された再発性または難治性のFLT 3変異AMLにおけるアザシチジン、ベネトクラクス、およびギルテリチニブ。

原題
Azacitidine, Venetoclax, and Gilteritinib in Newly Diagnosed and Relapsed or Refractory FLT3-Mutated AML.
背景:最近の研究では、アザシチジンとベネトクラクスは変異によるAMLの治療には効果が低い可能性があることが示されている。これらの薬剤をFLT3阻害薬であるギルテリチニブと併用すると、結果が改善される可能性がある。

方法:第I/II相試験では、AML患者の2つの別々のコホートにおいて、アザシチジン、ベネトクラクス、およびギルテリチニブの使用を評価した。本研究は、ギルテリチニブの最大耐量および患者の寛解率を明らかにすることを目的とした。

結果:新たに診断されたコホートの96%が完全寛解を達成したが、再発/難治性コホートの対応する数値は27%であった。有害事象は一般的であったが、管理可能であった。

結論:標準的なAML治療にギルテリチニブを追加することは、患者の寛解率と生存期間を大幅に改善するため、有望であると思われる。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01911
PMID: 38277619

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