上咽頭がんにおける強度変調放射線療法後の放射線誘発性側頭葉損傷の進展:大規模コホート後ろ向き研究。

原題
Evolution of radiation-induced temporal lobe injury after intensity-modulated radiation therapy in nasopharyngeal carcinoma: a large cohort retrospective study.
背景:本研究では、以前の一貫性のない結果を考慮して、上咽頭癌(NPC)患者における初期MRIパターンと放射線治療誘発側頭葉損傷(RTLI)の進行を評価した。
方法:RTLI患者のために2つの病院からデータを遡及的に収集した。損傷した葉は、最初のMRIパターンに基づいて3つのカテゴリーに分類された。
結果:913人の患者の1092の損傷葉のうち、最も一般的なものは白質病変と造影増強病変(CEL)の組み合わせであった。異なる損傷パターンは、最後の陰性MRIスキャンまでの時間間隔が異なり、時間間隔が最初のMRIパターンに影響することを示した。
結論:WMLとCELは共にRTLI患者における最初のMRI検査異常である可能性がある。これはNPC患者における早期のRTLI検出と治療に役立ち、定期的な患者フォローアップを推奨するガイドラインを支持する。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02400-1
PMID: 38243277
Open Access

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