原題
Melanoma-derived soluble mediators modulate neutrophil biological properties and the release of neutrophil extracellular traps.
背景:メラノーマの腫瘍微小環境における多形核好中球(PMN)の役割は不明である。本研究は、PMNに対するメラノーマ細胞由来因子の影響を検討することを目的とした。
方法:ヒト多形核白血球(PMN)をin vitroでメラノーマ細胞系および初代メラノサイト由来の調整培地(CM)で刺激し,PMNの性質を評価した。
結果:メラノーマCMは、PMNの走化性、生存、活性化、および好中球細胞外トラップ(NET)の放出を促進した。初代メラノサイトCMは効果がなかった。進行メラノーマ患者では、PMN関連メディエーターおよびNETのレベルが上昇していた。
結論:メラノーマ細胞はPMNの挙動を活性化し変化させる因子を産生する。メラノーマ患者ではPMN関連メディエーターのレベルが上昇している。メラノーマ細胞の挙動におけるこれらの「腫瘍教育好中球」の役割を理解するには、さらなる研究が必要である。
Journal: Cancer Immunol Immunother
DOI: 10.1007/s00262-023-03493-5
PMID: 37525065
メラノーマ由来の可溶性メディエーターは、好中球の生物学的特性および好中球細胞外トラップの放出を調節する。
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