原題
Incidence of Recurrence and Time to Recurrence in Stage I to III Colorectal Cancer: A Nationwide Danish Cohort Study.
背景:結腸直腸癌(CRC)の管理は過去20年間に生存率を改善したが、再発率への影響は不明である。
方法:デンマークのCRCデータベースを用いて、2004年から2019年の間にUICCステージIからIIIのCRCに対して根治目的で手術を受けた患者の再発率と再発までの時間を調べた。
結果:34,166人の患者のうち、7,027人が術後5年以内に再発を経験した。再発リスクはすべての病期で低下し、スクリーニングで特定されたがんでは低かった。ステージIIIの患者は再発までの期間が短かった。
結論:CRC再発のリスクは低下したが、特定の患者群では再発率が低いため、リスク層別化サーベイランスプロトコルを検討するためには今後の研究が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.5098
PMID: 37971197
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