原題
Development and validation of age-specific risk prediction models for primary ovarian insufficiency in long-term survivors of childhood cancer: a report from the Childhood Cancer Survivor Study and St Jude Lifetime Cohort.
背景:女性の小児がん生存者は原発性卵巣機能不全(POI)を発症するリスクがある。本研究は、これらの女性におけるPOIリスクを予測することを目的とした。
方法:Childhood Cancer Survivor Studyのデータを用いてリスクモデルを開発した。予測性能指標を比較することにより、最良のモデルを選択した。これらのモデルは、St Jude Lifetime Cohortのデータおよび多遺伝子リスクスコアを用いて外部検証された。
結果:本研究は、CCSSおよびSJLIFEからそれぞれ7891人および1349人の生存者を対象とした。ロジスティック回帰モデルは、特に放射線量および特異的化学療法を考慮した場合に良好な成績を示した。多遺伝子リスク予測因子も予測値を改善した。
結論:治療情報を用いたPOIリスクモデルは、成人女性小児がん生存者におけるPOIリスクの予測に優れている。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00510-7
PMID: 37972608
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