原発不明の頭頸部癌におけるルーチンの汎粘膜照射を実施しない場合の同等の転帰。

原題
Comparable Outcomes Without Routine Pan-mucosal Irradiation in Head and Neck Carcinoma of Unknown Primary.
背景:標準的なリンパ節放射線療法に50 Gyの汎粘膜照射を加えることが,原発不明の頭頚部癌の再発を減らし,生存率を改善するかを検討した。

方法:後ろ向き2施設コホート(n=134;施設1=88、施設2=46)。全員が補助リンパ節照射または根治的(化学)照射を伴う頸部郭清術を受け、施設2は汎粘膜50 Gyも受けた。追跡期間中央値は72か月であった。

結果:全生存に差はなかった(ログランクp=.899)。再発率は同程度であった(27.3%対32.6%、p=.519;イベント発生までの時間p=.724)。13例の粘膜再発は36か月以上で、持続喫煙者にのみ生じた。

結論:汎粘膜照射は生存率を改善せず、粘膜再発を低下させなかった;後期イベントは二次原発を示唆する。ルーチンの使用は支持されていない;治療を個別化する。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2026.102130
PMID: 42662753

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