原題
Differential impact of proton pump inhibitors and antibiotics on immunotherapy efficacy after chemoradiotherapy in locally advanced non-small-cell lung cancer: a post-hoc analysis of the PACIFIC trial.
背景:ベースライン時の抗生物質およびプロトンポンプ阻害薬(PPI)は、マイクロバイオーム作用を介して免疫チェックポイント阻害薬の有効性低下と関連しており、切除不能なステージIIIのNSCLCにおけるそれらの影響は不明であった。
方法:PACIFIC第3相試験(探索的解析に同意した治療集団)の事後解析、660人の患者(durvalumab 449人、プラセボ211人)を対象とし、ベースラインのPPIおよび抗菌薬への曝露と、5年カットオフ時の無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)を比較した。
結果:durvalumabで治療を受けた患者では、ベースラインのPPI(263/660)は、PFS(9.4ヵ月対17.2ヵ月、HR 1.57)および全生存期間(33.0ヵ月対57.9ヵ月、HR 1.66)の短縮と関連していた。抗生物質(69/660)はPFSの短縮(9.2ヵ月対15.6ヵ月、HR 1.50)と関連していたが、全生存期間とは有意ではなかった。プラセボでは関連性は認められず、PPIと治療の相互作用は有意であった。
結論:ベースラインのPPIおよび抗菌薬は、切除不可能なステージIIIのNSCLCにおけるdurvalumabの有益性の減弱と関連していた。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(26)00191-9
PMID: 42398520

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