ウィルムス腫瘍患者における臨床転帰の予測因子としての再生芽の残存絶対容積:SIOP WT 2001研究からの報告。

原題
Residual Absolute Volume of Blastema as a Predictor of Clinical Outcomes in Patients With Wilms Tumor: A Report From the SIOP WT 2001 Study.
背景:本研究では、術前化学療法後の再生芽の残存絶対容積(AVB)がウィルムス腫瘍(WT)の独立した予後マーカーであるか否かをリスク群にわたって検討した。

方法:AVBは、3,459人のSIOP WT 2001患者の腫瘍体積、壊死率、および生存再生芽から計算され、1,802人の完全なAVBデータが利用可能であった。マルチンゲール残差は、IRWT、HRWT、およびステージIVのAVB閾値を定義し、アウトカムは多変量Coxモデルで解析した。

結果:AVB閾値(IRWT≧20 mL、HRWT≧100 mL、ステージIV≧10 mL)は、EFSおよびOSの悪化を予測した(HRs 8-5~2.8、p<.0001)。AVBが20 mL以上のIRWTステージII~IIIでは、ドキソルビシンによるEFSが良好であった(87.6%対69.2%、p=.0064)。 結論:AVBは強力な独立した予測因子であり、AVB≧20 mLは強化療法からベネフィットを得る可能性のあるIRWT患者を特定する;AVBは層別化に使用する価値がある。 Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6) DOI: 10.1200/JCO-25-01755
PMID: 41824924

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