食道扁平上皮癌に対するネオアジュバント化学放射線療法後の肺静脈下部構造への放射線量と治療後の心房細動との関連。

原題
Association between radiation dose to pulmonary vein substructures and post-treatment atrial fibrillation following neoadjuvant chemoradiotherapy for esophageal squamous cell cancer.
背景:肺静脈(PV)下部構造への偶発的放射線がネオアジュバント化学放射線療法(nCRT)を受けているESCC患者の心房細動(AF)リスクを増加させるかどうかを検討した。

方法:209人の患者を対象とした後ろ向き研究;PV下部構造の輪郭を描き、DVH指標を抽出した。心臓モニタリングによりAFが同定された。心血管系の併存疾患、手術(時間依存性)、および死亡で補正した多変量競合リスク回帰。

結果:2年間のAF発生率は8.9%(中央値13か月)であり、60%は食道切除術後に発生した。LIPV Dmaxは独立してAFを予測した(調整HR 3.16;閾値>28.87 Gy)。AFは2年無再発生存率および全生存率の低下と関連していた。

結論:LIPVの最大線量が高いことは、AFリスクの増大およびアウトカム不良と関連しており、LIPVを温存する放射線療法およびAFサーベイランスの強化には妥当性が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2026.111436
PMID: 41667012

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