高リスクのヒトパピローマウイルスに起因する中咽頭癌における化学放射線療法前の導入ニボルマブ:多施設ランダム化第II相試験であるIMMUNEBOOST-HPV。

原題
Induction Nivolumab Before Chemoradiation in High-Risk Human Papillomavirus-Driven Oropharynx Cancers: IMMUNEBOOST-HPV, a Multicenter Randomized Phase II Trial.
背景:高リスクHPV陽性中咽頭癌(進行したTまたはNステージまたは>10 pack-year喫煙)は再発リスクが高い。化学放射線療法(CRT)前の導入免疫療法は転帰を改善する可能性がある。

方法:標準的なCRT(70 Gy+シスプラチン、n=20)と2回のニボルマブ注入とその後のCRT(n=41)を比較したランダム化第II相試験(1:2)。主要評価項目:適時の完全治療(FTDT)として定義される実行可能性。

結果:主要エンドポイントは達成されなかった:4/41の実験患者は<200 mg/m2のシスプラチンを投与された。グレード4-5の急性有害事象は実験群(7人の患者)でのみ発生した。追跡期間中央値37.5か月。2年再発率:実験群7.3%対対照群15.0%。 結論:CRT前にニボルマブを導入すると、シスプラチンの送達が約10%減少し、事前に設定した実行可能性の閾値に達しなかった。再発率の低下は探索的であり、確認が必要である。 Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6) DOI: 10.1200/JCO-25-00835
PMID: 41570275

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