原題
Inter-rater reliability of CTCAE assessments with or without EORTC patient-reported outcome data in a mixed cancer population: a multinational, open-label, randomised controlled trial.
背景:CTCAEは医療提供者が評価する有害事象の標準であるが、症状を伴う事象については信頼性が低い。この試験では、医療提供者に患者報告アウトカム(PRO)データを提供することで、評価者間の信頼性および検出が改善されるかどうかを検証した。
方法:多国籍RCT(11病院)では、がん治療を受けている成人1067人を、EORTC QLQ-C30+16項目にアクセスできる医療提供者とアクセスできない医療提供者に無作為に割り付け、2人の独立した臨床医がCTCAE評価を実施した。主要評価項目:評価者間信頼性(ICC)。
結果:1013人の患者を分析した。PROアクセスは、17の症状のうち13の症状、特に記憶障害、易刺激性、集中力、抑うつ状態、および不安について評価者間の信頼性を有意に向上させ、疼痛、発疹、神経障害については改善せず、下痢は対照群を支持した。
結論:PROデータを臨床医に提供することで、CTCAEの症候性有害事象評価の一貫性が改善され、PROをがん試験に統合することが支持される。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00679-5
PMID: 41570841

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