良性疾患に対する低線量放射線療法:持続する鼠径リンパ節の管理。

原題
Low-dose radiotherapy for benign conditions: management of persistent inguinal lymphorrea.
背景:血管、腹部または骨盤手術後の持続性リンパ漏は重大な病的状態を引き起こし、ほとんどは保存的治療に反応するが、一部は難治性である。

方法:三次病院で2008-2018年に3 D-共形EBRT(6-18 MV光子)、総線量7.5 Gyを5回の1.5 Gy分割で照射した43人の患者の後ろ向き横断研究。

結果:リンパ瘻の完全な閉鎖は全ての患者で起こり,3人は同じスケジュールで1回の再照射を必要とした。急性または遅発性毒性は観察されなかった。

結論:低用量EBRTは難治性リンパ漏に対して安全で有効な治療法であり、抗炎症作用と線維化作用を介していると考えられる。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02746-0
PMID: 41422065

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