原題
Optimizing radiotherapy in unresectable or metastatic intrahepatic cholangiocarcinoma: systematic review and meta-analysis of the literature.
背景:この系統的レビュー/メタ解析では、切除不能または転移性肝内胆管癌(ICC)における放射線療法(RTx)を評価した。
方法:MEDLINE、EMBASE、およびCochraneを2024年11月まで検索した。メタアナリシスでは、化学療法(CTx)+RTx対CTx単独、および用量漸増対従来のRTxの全生存期間(OS)中央値、1年および2年OS、局所制御(LC)、およびハザード比(HR)を統合し、毒性をレビューした。
結果:9件の研究(n=1,792)では、全生存期間中央値は15.6ヵ月、1年および2年全生存期間は69%および38%、LCは79%および55%であった。CTx+RTxはOSを改善し(HR 0.67)、用量漸増はOSを改善した(HR 0.53)。グレード3以上のGI毒性は3.7%、グレード5は0.3%であった。
結論:RTx、特に用量漸増または化学療法との併用は、許容可能な毒性で生存を改善する可能性があり、プロスペクティブ試験が必要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02777-7
PMID: 41390726

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