原題
Durvalumab with carboplatin/paclitaxel and bevacizumab followed by durvalumab and bevacizumab with or without olaparib maintenance in newly diagnosed non-BRCA-mutated advanced ovarian cancer.
背景:進行性卵巣癌では改善された第一選択の結果が必要である。
方法:DUO-Oは、1サイクルのカルボプラチン/パクリタキセル投与後に腫瘍BRCA変異のない新たに診断された患者1,130人を、対照群(化学療法+ベバシズマブ→ベバシズマブ)、durvalumab群(durvalumabを追加→ベバシズマブ+durvalumab)、またはdurvalumab+オラパリブ群(durvalumabを追加→ベバシズマブ+durvalumab+オラパリブ)に無作為に割り付けた。主要評価項目:tBRCaM以外のHRD陽性集団及びITT集団におけるdurvalumab+オラパリブ対対照の治験責任医師評価によるPFS。
結果:durvalumab+オラパリブはPFSを有意に改善した:HR 0.49(HRD+、mPFS 37.3対23.0ヵ月)及びHR 0.63(ITT、24.2対19.3ヵ月)。durvalumab単独では有意性は認められず、中間解析では有益性は示されなかった。安全性は既知のプロファイルと一致した。
結論:durvalumab+オラパリブ療法はPFSの主要評価項目を達成した。生存ベネフィットを定義するには、より長期の追跡調査が必要である。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.11.020
PMID: 41380962
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