原題
To Space or Not to Space: The EPIC Question for Prostate Stereotactic Radiotherapy (SBRT) with or without Hydrogel Rectal Spacer (RS).
背景:前立腺放射線療法は一般的に腸、尿、及び性の副作用を引き起こす。直腸スペーサー(RS)は従来の分割RTのアウトカムを改善するが、体幹部定位放射線治療(SBRT)におけるベネフィットは不明である。
方法:プロスペクティブな単一施設登録(2012-2023年)では、RS(n=290)とRSなし(n=1815)を比較した。患者はサイバーナイフSBRT(5分割で35-36.25 Gy)を受けた。EPIC-26はベースラインから5年目までを収集した。線形混合効果モデルおよび最小重要差(MID)解析により、QOLの傾向を評価した。
結果:ベースラインのスコアは類似していた。小さな生活の質の低下は約6ヶ月までに解消し、5年間安定したままであった。RSによる持続的で臨床的に意味のあるQOLの差はなく、選択された領域では2ヶ月間の一時的な有益性がRSに有利であった。
結論:SBRTは中等度で大部分が一過性のQOL低下を引き起こし、RSは持続的なQOL改善をもたらさなかった。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2025.11.007
PMID: 41386586

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