病理学的高リスク膀胱がん患者における補助放射線療法:無作為化多施設第II相試験(Bladder-ART/GETUG-AFU30)から得られた急性毒性の結果。

原題
Adjuvant radiotherapy in patients with pathological high-risk bladder cancer: Acute toxicity results from a randomized multicentre phase II trial (Bladder-ART/GETUG-AFU30).
背景:筋層浸潤性ぼうこう癌に対する根治的ぼうこう切除術後の高い骨盤再発。アジュバント放射線療法(ART)の急性毒性を報告した。

方法:病理学的高リスク患者におけるART(骨盤リンパ節へのIMRT 50.4 Gy/28 fx±嚢胞切除ベッド)対観察に3:1で無作為化した多施設第II相。CTCAE v4による急性毒性(6ヵ月未満)の評価。

結果:無作為化された80人の患者(58人のART、22人の観察);74人(52人の治療されたART)の安全分析。グレード2以上のGI:ART群28.8%対対照群4.5%、グレード3以上のGI:ART群3.8%(RT関連なし)。尿≧2:ART群5.8%対対照群9.1%。RT関連のグレード3以上のAEsはなかった。

結論:ARTは高いが軽度の中等度から重度の急性毒性を引き起こし,安全性を支持した;効力結果は未決定である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111326
PMID: 41380977

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