原題
Transarterial Chemoembolization Alone versus Combined with Radiotherapy as First-Line Therapy for Early-Stage Single Hepatocellular Carcinoma.
背景:単一BCLC 0-A肝細胞癌(HCC)における第一選択治療として、TACE単独対TACE+放射線療法(RT)の生存率を評価する。
方法:1,243人の患者(TACE n=986、TACE+RT n=257)2008-2018の後ろ向き分析;全生存(OS)と無増悪生存(PFS)の傾向スコアマッチングとサブグループ分析。
結果:中央値54.7ヵ月の時点で、TACE+RTは優れた5年OS(76.4%対62.5%)およびPFS(41.9%対22.3%)を示し、ベネフィットはマッチング後も持続した。腫瘍>4 cm、AFP>100 ng/mL、およびTACEに対する非CRは、より大きなベネフィットを予測した。早期RTは遅延RTよりも優れており、層別化によりベネフィットが得られた/得られなかった群が特定された。
結論:選択されたBCLC 0-A単一HCCにおいて、第一選択TACE+RTはTACE単独と比較してOSおよびPFSを改善した;層別モデルは候補を選択する。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.11.062
PMID: 41380805

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