原題
INCORPORATING INDIVIDUAL EARLY RESPONSE IN THE DOSE-EFFECT RELATIONSHIP OF COMPLETE PATHOLOGICAL RESPONSE FOLLOWING NEO-ADJUVANT RADIO-CHEMOTHERAPY FOR RECTAL CANCER.
Hill用量反応曲線とMRI早期回帰指数(ERI)を組み合わせた直腸腫ように対する術前RCT後のpCRを予測するモデルを開発した。
方法:EQD2 Hillモデルにおける線量修飾因子としてERIを用いて95人の患者で訓練し,132人の患者で外部検証した。キャリブレーション,AUCおよび平均精度により評価し,予測値を再キャリブレーションした。
結果:TD50=52.2 Gy。観察されたpCRは35.6%;AUC 0.77;AP 0.65(ベースライン0.356)。ERI層別pCR:高65%、中等度55%、不良14-35%、ノンレスポンダー0%。
結論:検証されたERI線量モデルは、約8.5 EQD2 Gyの漸増により、中等度の良好な反応者では約20%のpCR増加が得られ、非反応者では利益が得られないことを示唆しており、ERIガイド下の個別化を支持している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.11.059
PMID: 41354181

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