従来型または腫瘍形成性乳房温存手術後の5分割対15分割補助放射線療法後の急性毒性および生活の質-実臨床のプロスペクティブコホート研究。

原題
Acute toxicity and quality of life after 5-fraction versus 15-fraction adjuvant radiotherapy following conventional or oncoplastic breast-conserving surgery – a real-world prospective cohort study.
背景:FAST-Forward試験では、全乳房照射に対して5分割で26 Gyが15分割で40 Gyに相当することが明らかになった。この研究では、腫瘍形成手術後を含め、標的線量が一般的に高いオランダの診療において、これらのスケジュールの急性毒性および生活の質を比較した。

方法:WBIまたはPBIを受けた50歳以上の女性(2018-2023、2施設)は26 Gy/5または40 Gy/15で治療された。急性毒性(CTCAE v5.0)およびPRO(EORTC QLQ-C30/BR23)をベースライン、3ヵ月後および1年後に記録した。

結果:832人の患者が26 Gyを受け、845人が40 Gyを受けた。グレード1以上の皮膚炎(61-67%対86-91%)および疲労(42-43%対56%)は26 Gyで頻度が低かった(p<.001-0.005)。腫瘍形成手術後の皮膚炎は77%対94%であった(p<0.001)。PROは3ヶ月後と1年後で同程度であった。 結論:26 Gy/5分割スケジュールは、より高い標的範囲および腫瘍形成手術後を含めて、40 Gy/15と比較してより低い急性毒性および同等の生活の質を示した。 Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5) DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111310
PMID: 41330478

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