原題
Baseline characteristics predicting lower return rates of missing patient-reported quality of life data over 5 years: evidence from the IMPORT HIGH and IMPORT LOW breast cancer radiotherapy trials.
背景:長期PROsは乳房放射線療法後の晩期障害を捉えるが、再発率の低下は結果にバイアスをかける可能性がある。研究では、5年後のノンリターンおよび見逃された項目に関連する因子が特定された。
方法:IMPORT HIGH/LOWのPROサブスタディでは、EORTC QLQ-C30、QLQ-BR23およびボディイメージスケールを使用し、ロジスティック回帰分析で予測因子を評価した。
結果:ベースライン時のリターンは99.5%、5年後は81.4%(約84%)であった。ベースライン時の中等度/重度の抑うつ状態/不安は、5年目のPR Oを見逃すオッズを上昇させた(HIGH OR 1.60;LOW OR 2.62)。多変量予測因子:年齢、喫煙、抑うつ状態/不安、民族性(HIGH);抑うつ状態/不安、関係状態、剥奪(LOW)。性機能項目は繰り返し省略された。
結論:若年、貧困、喫煙者または抑うつ状態/不安の患者を対象とした支援は、保持を改善する可能性があり、敏感な項目には「言わないことを好む」/「該当しない」の選択肢が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111301
PMID: 41318001

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