原題
Financial toxicity on treatment outcomes in head & neck cancer patients undergoing radiation therapy.
背景:放射線治療を受けている頭頚部癌患者の経済的毒性(医療費による困難)を評価し、危険因子とHRQoL、り患率、及び生存率との関連を同定した。
方法:74人の患者のプロスペクティブコホート(2021年7月、2023年6月)は、放射線療法の前後にFACIT-COST、EORTC-QLQ-C30、およびPRO-CTCAEを完了した。アウトカムには、生存、治療による病的状態、HRQoL、および症状の負担が含まれた。
結果:RT前のCOST中央値は29であり、41.9%が25以下であった。COSTの低下は、若年、黒人、メディケイド、独身/無職、進行したT病期、および同時化学放射線療法と関連しており、HRQoLの悪化、症状の重症化、罹病率の上昇、および生存率の低下を予測した。
結論:経済的毒性は一般的であり、社会経済的不利益、疾患の進行、HRQoLの悪化、罹病率の上昇、および生存率の低下と関連しており、介入が必要であった。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02749-x
PMID: 41291797
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