原題
First online real-time motion-including prostate and bladder dose reconstruction during prostate radiotherapy.
背景:臓器の動きは前立腺放射線治療の線量を歪ませる可能性がある。本研究では、前立腺定位放射線治療中にオンラインで実施された線量再構成を含む最初のリアルタイムの照射中の動きを報告する。
方法:20人の患者に35または40 Gyを5分割で照射し、1.5 mmを超える前立腺の移動に対して分割内画像ガイダンスおよび再配置を行った。社内ソフトウェアで前立腺および膀胱の線量をオンラインで再構成し、複数のアイソセンタシフト計画を用いてTPSに対して検証した。再配置を行わない仮想線量をレトロスペクティブに再構成した。
結果:91分画が再構成された(41オンライン)。リアルタイム対TPSの差:CTV D 0.1%±0.9%、膀胱V 0.2%±0.2%。平均再構成時間336±86 ms。ガイダンスによる分画当たりのCTV変化は-0.5%±1.0%(累積0.0%±0.7%);再配置なしでは-1.3%±5.0%であり、個々の低下は42.5%までであった。
結論:臨床的に実行可能なリアルタイム運動包括線量再構成は、リアルタイム線量誘導放射線療法を可能にした。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111298
PMID: 41285183

コメント