原題
Assessing the potential and pitfalls of spot sequence optimization for OAR-specific dose rate control in proton PBS Bragg peak FLASH radiotherapy.
背景:Bragg-peak FLASH放射線治療における超高線量率(UHDR)の達成にビーム配置,最小モニタユニット(MMU)および解剖学的部位がどのように影響するかを評価する。
方法:DRVHに基づく目的関数を発見的多目的オプティマイザに埋め込んだ。8人の結節陰性NSCLC患者と5人の肝臓患者に対するファントム試験と計画は、ビーム数、配置、MMU(600、1200)とスポットシーケンスの最適化を評価した。
結果:3領域配置が最もよく機能した。MMU600の肺では、食道、心臓、脊髄および肺のGTVに対するV40Gy/sは約38-63%から約74-86%に上昇し(p<0.001)、MMU1200ではGTVの上昇は小さかった。肝臓も同様の改善を示し(約53-61%→約69-80%)、MMU1200ではV40Gy/sはすでに約93%→97%(限定的な上昇)であった。
結論:スポットパターン最適化は線量測定を劣化させることなくFLASH線量率被覆率とOAR防護を改善したが,利益はビーム数,MMUとスポット分布に依存した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111291
PMID: 41271173

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