原題
[(68)Ga]Ga-FAPI-46 PET/CT of Patients with Gastrointestinal Stromal Tumors in Comparison to 2-[(18)F]FDG PET/CT and Contrast-Enhanced CT: Results from a Prospective Observational Study.
背景:GISTは造影CTおよび2-[F]FDG PET/CT、特に小さな腹膜病変または低代謝病変では見逃されることがある。Ga-68 FAPI-46 PET/CTは検出を改善する可能性がある。
方法:Ga-FAPI-46 PET/CTおよび臨床2-[F]FDG PET/CT(23例でceCT)を受けた組織学的に確認されたGIST患者25例の後ろ向きレビュー。患者ごとおよび地域ごとの解析では複合参照を用い、読影者間の合意および参照医師の影響を評価した。
結果:領域ごとの感度:ceCT 83%、FAPI 81%、FDG 65%;FAPI陽性適中率100%。肝腫瘍対バックグラウンド比はFAPIの方が高かった(中央値7.6対5.9、p=0.034)。管理は患者24人中6人(25%)で変更された。読影者間κは経験によって異なった(高対中κ=患者1人当たり0.87;領域κ0.47-1.00;経験の少ない0.00-0.60)。
結論:Ga-FAPI-46 PET/CTはceCTに匹敵する感度、FDGより優れた感度、高いPPV、および意味のある臨床的影響を提供し、特に肝転移および腹膜転移に対するその補完的役割を支持する。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.125.270850
PMID: 41266252

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