原題
Implementation of an automated contour quality assurance tool within the TROG 18.01 NINJA trial.
背景:自動化された輪郭QAは、臨床試験QAのためのリソースの必要性を減らすことができる。この研究では、TROG 18.01 NINJA多施設共同試験の中で以前に開発された前立腺CTV QAモデルを実施し、実際のパフォーマンスを評価した。
方法:ソフトウェアツールは、モデルを試験QAワークフローに統合した。18ヵ月間にわたり、56件のCTVが評価され、ツール報告では、放射線腫瘍医によるレビューのために症例にフラグを立てた。
結果:プロトコル違反のCTV 5例すべてが検出された(有病正診率1.0)。全体の精度は0.46であり、MRI検査および輪郭のばらつきによる偽陽性が多かったため、特異度は0.41であった。分布外検出を追加すると、分布内症例の精度は0.69に改善した。臨床医は1症例あたり最大60分を節約したが、データの準備には依然として時間がかかった。
結論:自動化された輪郭QAは多施設共同試験では実行可能であるが、スケーラブルな展開のためにはOOD検出とワークフローの自動化が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111269
PMID: 41207633
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