原題
Arsenic Exposure Reduction and Chronic Disease Mortality.
背景:飲料水中の慢性ヒ素は慢性疾患による死亡率の上昇と関連しており、曝露を減らすことでリスクが低下するかどうかは不明である。
方法:バングラディシュのAraihazarの前向きコホート(n=10,977)。2018年までに尿中ヒ素を5回まで測定し、2022年までの死亡率を追跡した。Coxモデルを用いた。
結果:平均尿中砒素は283から132μg/gクレアチニンに低下した。各IQRの低下(197μg/g)は、慢性疾患(aHR 0.78)、がん(0.80)、およびCVD(0.77)による死亡率の低下と関連していた。ベースライン時の中央値を下回った場合と一貫して高かった場合のaHRは0.46であった。
結論:ヒ素曝露の減少は、慢性疾患、癌、および心血管死亡率の大幅な低下と関連していた。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2025.19161
PMID: 41247717

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