原題
Assessment of the Effective Dose to Immune Cells as an Independent predictor of Durvalumab response in Non-Small Cell Lung Cancer patients after Chemoradiotherapy: A Multi-Center Study.
背景:EDRICは循環免疫細胞への放射線を推定し、より高い値は切除不可能なNSCLCにおけるリンパ球減少症およびより悪い結果と関連し、durvalumabとのその予後的意義は不明である。
方法:251人の患者(2017-2024)の後ろ向きコホート。EDRICは心臓、肺および体の線量から計算し、カットオフ値は統計的に決定した。コックスモデルによりPFSを評価した。
結果:9.57 Gyのカットオフ値を用いた場合、低EDRIC(n=198)はPFS中央値が長かった(23.7対11.7ヵ月;HR 0.56)。多変量解析では、EDRIC低値に有益性の傾向がみられ、PD-L1陽性は独立してPFSの延長を予測した。有益性はPD-L1陽性腫瘍に限定されていた。
結論:より低いEDRICは,特にPD-L1陽性患者において,durvalumabによるPFSの改善と関連していた。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.11.004
PMID: 41242399

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