原題
Nivolumab and Ipilimumab in Advanced Mismatch Repair-Deficient/Microsatellite Instability-High Noncolorectal Cancers: A Nonrandomized Clinical Trial.
背景:dMMR/MSI-H腫瘍は免疫原性が高く、抗PD-1単独治療は進行した非結腸直腸症例の約30%に持続的な反応をもたらす。MOST CIRCUIT試験では、PD-1/CTLA-4阻害薬(ニボルマブ+イピリムマブ)の併用を評価した。
方法:プロスペクティブ第II相非ランダム化試験には52人の患者が登録された。治療:ニボルマブ+イピリムマブ導入療法後にニボルマブ維持療法。主要評価項目は、RECIST 1.1によるORRおよび6ヵ月PFSであった。
結果:ORR 63%(95%CI 50-75%);6カ月PFS 71%(95%CI 57-81%)。PFS、OS、およびDORの中央値は未到達;79%の反応が進行中。グレード3-4の免疫関連AEが23%に発生した。
結論:この併用療法は高い持続性反応を示し,毒性も許容範囲内であり,PD-1単独療法の代替となる可能性がある。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.4721
PMID: 41231502
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