原題
Prospective Histopathologic Comparison Between [(18)F]PSMA-1007 PET/CT and [(18)F]Fluciclovine PET/CT of Intraprostatic Tumor Detection: The TRACER Study.
背景:18F-PSMA-1007および18 F-フルシクロビンPET/CTは前立腺癌の病期分類に使用されているが、前立腺内の臨床的に有意なPCa(csPCa)の直接的な組織病理学的比較は存在しなかった。
方法:多施設プロスペクティブ研究(2020年10月、2023年2月)には、生検で証明された中/高リスクのPCa患者77人が登録され、57人はロボット支援前立腺全摘除術の前に両方のPET/CTを受けた。組織病理学を参照した;csPCa=ISUPグレードグループ≧2。病変ベースとセグメントベースの診断指標を比較した。
結果:組織学は88病変(68 csPCa)を見出した。病変ベースの感度:PSMA 86.8%対フルシクロビン73.5%。セグメントベース:PSMA 46.6%対フルシクロビン37.3%。フルシクロビンは、PSMA非集積性の5つの指標腫瘍すべてを可視化した。
結論:PSMA PET/CTはcsPCaに対してより高い感度を示したが、フルシクロビンはPSMA陰性腫瘍を検出でき、病期分類を補完する可能性がある。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.125.270650
PMID: 41233148

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