1990-2023年の成人における慢性腎疾患の世界、領域、および国の負担、およびその寄与危険要因:世界の疾病負担研究2023の系統的分析。

原題
Global, regional, and national burden of chronic kidney disease in adults, 1990-2023, and its attributable risk factors: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2023.
背景:CKDは一般的であり、疾患および死亡の世界的な原因の第1位である。この研究では、GBD 2023を用いて世界的な推定値を作成し、特定および治療方針に情報を提供した。

方法:204カ国の20歳以上の成人(1990-2023人)を対象としたGBD 2023分析では、文献、登録、調査、および比較リスク評価を伴うアンサンブル/ベイズモデルを用いた。

結果:2023年には、推定7億8800万人(743-843人)の成人がCKDに罹患しており、有病率は14.2%(+3.5%)であった。CKDは148万人の死亡を引き起こし、DALYに大きく寄与しており、腎機能障害は心血管死の11.5%を説明した。主なリスク:空腹時高血糖、BMI、収縮期血圧。

結論:CKD負荷は上昇しており,より良い病因,スクリーニング,危険因子コントロール,及び治療実施が必要である。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(25)01853-7
PMID: 41213283

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