原題
Cardiac safety of ultra-hypofractionated whole breast irradiation: Results from the SAFE-FORWARD observational prospective cohort study.
背景:超寡分割全乳房照射(26 Gy/5分割)は乳房温存手術後の使用が増加しているが,無症状心筋機能への効果は不明である。
方法:SAFE FORWARDは、26 Gy/5fx WBIで治療された50人の女性(中央値67歳)を前向きに登録した。心エコー検査(3D LVEF/RVEF、LVGLS、RV FWLS)をベースライン時、2ヵ月目、6ヵ月目、12ヵ月目に実施し、主要評価項目は12ヵ月目のいずれかのパラメータの10%以上の低下とした。心臓の線量測定および有害事象を記録した。
結果:一次エンドポイントを達成した患者はいなかった。LVEFとGLSは安定したままであり、用量相関のない左側症例ではLVEDVIのわずかな増加が生じた。平均心臓線量0.73 Gy。グレード3以上の毒性はない。
結論:FAST-Forward超寡分割WBIは早期の無症状心筋機能不全と関連せず,心臓の安全を支持した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111267
PMID: 41205701

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