移植後のシクロホスファミド対従来の予防後の非血縁ドナーの年齢およびレシピエントの転帰。

原題
Unrelated Donor Age and Recipient Outcomes After Posttransplant Cyclophosphamide vs Conventional Prophylaxis.
背景:非血縁ドナーの年齢が高いことは同種HCTの転帰不良と関連しており、GVHD予防のための移植後シクロホスファミド(PTCy)の時代におけるその影響は不明である。

方法:8/8 MUDまたは7/8 MMUDを受けている急性白血病/MDSの成人10,025人のCIBMTRコホート(2017-2021)。ドナーの年齢および全生存期間は、LASSOペナルティ付きCoxモデル、IPTW、およびXGBoostを用いて解析した。

結果:CNIベースのコホートでは、ドナーの年齢が高くなるとOSが悪化した(HR/年~1.004-1.034);PTCyとの関連性は見られなかった。調査結果は分析方法間で一貫しており、PTCyによる非再発死亡率に対するドナー年齢の影響の欠如を反映していた。

結論:PTCyは高齢の非血縁ドナーの有害作用を軽減する可能性があり、検証が行われるまでドナープールを拡大する可能性がある。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.4551
PMID: 41196629

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