原題
TRYBECA-1: A Randomized Phase III Study of Eryaspase Combined With Chemotherapy Versus Chemotherapy as Second-Line Treatment in Patients With Advanced Pancreatic Adenocarcinoma.
背景:TRYBECA-1は進行したすい管腺癌におけるセカンドライン化学療法に添加したeryaspaseを試験した。
方法:一次治療後に進行した512人の患者を,イリノテカンと併用したeryaspase 100 U/kg+gemcitabine/nab-paclitaxelまたは5-FU/LV対chemotherapy単独に無作為に割り付けた。
結果:OS 7.5対6.7ヵ月(HR 0.92、P=0.374)、PFS 3.7対3.4ヵ月(HR 0.88、P=0.196)、ORR 16.1%対12.5%(OR 1.35)。グレード3以上の好中球減少、無力症、および貧血は、エリアスパーゼでより一般的であった。
結論:eryaspaseを追加してもOS、PFS、ORRは改善されず、PDACにおけるさらなる開発は支持されない。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00872
PMID: 41187298
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