原題
Comprehensive radiotherapy quality assurance analysis from individual DICOM data in the HyptoG-01 phase 3 trial.
背景:放射線治療(RT)試験では質保証(QA)が不可欠である。このQA解析では、HypoG-01第III相乳癌試験からプロスペクティブに収集したRT計画を評価する。
方法:患者を局所領域RTの40 Gy/15 fx対50 Gy/25 fxに無作為に割り付けた。ESTROベースの容積および線量測定上の制約は事前に定義されており、すべての施設は系統的なDICOM-RT転送を伴うプロスペクティブなQAを完了した。記述的解析では、プロトコルの遵守および施設内/施設間のばらつきを評価した。
結果:29施設からの1,093件の計画は、99.2%の用量コンプライアンスおよび95-100%のOAR描出を示した。CTVコンプライアンスにはばらつきがあり(乳房75.1%、胸壁42.9%、腫瘍床90.4%)、OAR制約は心臓93.7%、同側肺81.2%、対側乳房63.4%で満たされ、大きなばらつきがあったが、群間では同程度であった。
結論:顕著な輪郭形成と計画の不均一性は、厳密なQAの必要性を強調しており、調査結果はHypoG-01の堅牢性を支持し、スケーラブルなQAフレームワークを提供する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111202
PMID: 41173355

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