原題
Physical examinations and whole-body imaging versus physical examinations alone during follow-up after radical surgery of stage IIB-C and III cutaneous malignant melanoma (TRIM): an interim analysis of a multicentre, randomised, phase 3 trial in Sweden.
背景:ルーチンの全身イメージングは高リスク皮膚黒色腫の手術後に用いられるが,生存利益は不明である。
方法:TRIMは,スウェーデンのランダム化第3相試験であり,IIBCまたはIII期の黒色腫に対する根治的手術後の成人を,3年間の身体診察単独(n=498)または定期的な検査と全身CT/FDG PET CTの併用(n=485)に割り付けた。
結果:中央値33.6か月(n=983)で,全体または無遠隔転移生存に有意差はなく,3年OSは88.2%対87.7%であった。
結論:イメージングからの一時的な利益はないが,限定された追跡と小さな数値DMFSの差は試験の継続を支持する。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00487-5
PMID: 41167217

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