転移性去勢抵抗性前立腺がんにおける[(177)Lu]Lu-PSMA療法中のPSMA PET/CTに対する腫瘍取り込みおよび容積の変化の臨床的影響。

原題
Clinical Impact of Changes in Tumor Uptake and Volume on PSMA PET/CT During [(177)Lu]Lu-PSMA Therapy in Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer.
背景:転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)における[Lu]Lu-PSMA療法中のPSMA PET取り込み変化の臨床的意義は不明である。

方法:ベースライン時および2サイクル後にPSMA PET検査/CT検査を受けたmCRPC患者124人(2014-2019人)を対象とした多施設レトロスペクティブ研究。全身SUV指標、総腫瘍容積(TTV)、および新規病変(NLs)を定量化し(qPSMA)、PSA無増悪生存期間(PSA-PFS)および全生存期間(OS)との関連を評価した。

結果:ΔTTVの増加およびNLsの発生は、PSA-PFSの短縮(ΔTTV HR 5.7;NLs HR 1.6;p<0.0001)およびOSの悪化(HR 2.3および1.3;p<0.001)を予測した。患者レベルの全体的なSUV変化は予測因子ではなく、PSA-PFSと関連していたのは内臓病変のΔSUVのみであった(p=0.007)。 結論:全体的なSUV変化ではなく、ΔTTVおよびNLsは、[Lu]Lu-PSMAに対する反応評価に有意な予後値を提供する。 Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9) DOI: 10.2967/jnumed.125.270239
PMID: 41167722

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