原題
\zaAlectinib versus crizotinib in previously untreated ALK-positive advanced non-small cell lung cancer: Final overall survival analysis of the Phase III ALEX study.
背景:ALEX試験は進行ALK陽性NSCLCにおけるアレクチニブとクリゾチニブを比較した;この最終解析は成熟OS, DOR, および安全性を報告する。
方法:303人の患者を、進行するまでアレクチニブ600 mg BID(n=152)またはクリゾチニブ250 mg BID(n=151)に無作為に割り付けた。一次PFSは以前に報告されており、二次エンドポイントにはOS、DOR、および安全性が含まれていた。
結果:追跡期間中央値は53.5ヵ月対23.3ヵ月であった。OS中央値は81.1ヵ月対54.2ヵ月(HR 0.78;95%CI 0.56-1.08)であった。有益性はCNS転移の有無にかかわらず生じた。DOR中央値は42.3ヵ月対11.1ヵ月(HR 0.41)であった。安全性は依然として一貫しており、新たなシグナルは認められなかった。
結論:アレクチニブは持続的な全身および頭蓋内への有益性をもたらし、第一選択の標準治療を支持する。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.09.018
PMID: 41110693
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