原題
Overall Survival with Abemaciclib in Early Breast Cancer.
背景:アジュバントA+内分泌療法は,HR+,HER2-,リンパ節陽性,高リスク早期乳癌においてIDFSを改善した。
方法:monarchEでは、5,637人の患者をET≧5年に無作為に割り付け、2年間のカペシタビンを併用する群と併用しない群に割り付けた。中央値で76.2ヵ月後に一次OSおよび最新のIDFS/DRFSを評価した。
結果:M+ETは死亡リスクを低下させ(HR 0.842;P=0.027),7年OSは86.8%vs 85.0%(+1.8%),IDFS HR 0.734(7年HR 77.4%vs 70.9%),DRFS HR 0.746(7年HR 80.0%vs 74.9%)であった。転移のある生存患者は少なく,新たな長期毒性シグナルはなかった。
結論:ETを併用したIはOSを改善し,7年でIDFS/DRFSを維持し,許容できる長期安全性を示した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.10.005
PMID: 41110697
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