原題
Radiation doses to cardiac substructures predict elevation in high-sensitivity cardiac troponin T (hs-cTnT) levels in radiotherapy for lung cancer.
背景:胸部放射線療法中の心毒性は重要である。この研究では、hscTnT上昇(5 ng/L以上)を予測するために、心臓全体と19の心臓下部構造のDVHおよび画像/線量の特徴を比較した。
方法:レトロスペクティブ(n=160)およびプロスペクティブ(n=57)NSCLCコホート。特徴を抽出した;ロジスティック回帰を100反復モンテカルロ(75/25)交差検証、置換重要度、およびホールドアウト検証(AUROC)で評価した。
結果:hs-cTnTは31.9%と29.8%で上昇した。部分構造DVHが最もよく機能した(CV平均AUROC 0.71);ホールドアウトAUROCは0.60対全心臓で0.51以下であった。LAD V20Gyが主要な予測因子であった(カットオフ値2-5%)。
結論:部分構造DVHパラメータはhscTnT上昇を予測する全心臓指標より優れており,心毒性リスク評価の指針となるべきである。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.10.008
PMID: 41110579
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