骨病変を有する患者と骨病変を有しない患者の生活の質に対する緩和的放射線療法の影響:プロスペクティブ研究の二次解析。

原題
Impact of Palliative Radiotherapy on Quality of Life in Patients with Bone vs. Non-Bone Lesions: Secondary Analysis of a Prospective Study.
背景:有痛性骨転移と有痛性非骨病変に対する緩和的RT後のQoLを比較した。

方法:440人の患者(678病変;541骨,137非骨)が2021-2023を治療した。ベースライン時および2、4、12週目のQLQ-C15 PAL/BM22;主要評価項目は、ベースラインから12週目までの全般的健康状態(GHS)/QoLの変化とした。

結果:非骨患者はベースライン時のGHSおよび身体機能が良好であったが、疼痛はわずかに悪化していた。12週目のGHSおよび他のQoLサブスケールに有意差はなく、呼吸困難は骨転移によりさらに悪化した。サブスケールの改善率は同程度であった。

結論:緩和的RT後のQoL変化は非骨病変と骨転移の間で同等であった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.09.055
PMID: 41077310

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