原題
The Estimated Difference in Biologically Effective Dose Between Two-Opposing-Fields-Per-Day and One-Alternating-Field-Per-Day Carbon Ion Radiation Therapy for Prostate Cancer.
背景:この研究は前立腺癌に対する1日2対向照射野炭素イオン放射線療法が正常組織への生物学的有効線量(BED)を1日1照射野と比較して減少させるかどうかを試験した。
方法:10人の患者、12分割で54 Gy(RBE)。BEDはLQ、固定RBE 2.41のmMKM、および再スケールされていないmMKM(ドメイン半径0.28/0.38/0.45μm;α/β3,5,10 Gy)で計算した。OARの輪郭;ウィルコクソン符号付きランクを使用したDVHの比較(p<.05)。
結果:1日2フィールドは非中心OAR(大腿骨頭、皮膚、骨髄)のBEDを有意に低下させた。大腿骨頭の減少:約17%(LQα/β=3)、7%(mMKM固定)、9%(mMKMρ=0.38、α/β=3)、p<.01。中央OARは3%未満の差を示した。
結論:1日2フィールドは1フィールドと比較してBEDを非心OARに減少させ、減少はBEDモデルによって異なり、臨床的検証が必要である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101863
PMID: 41081003
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