移植不適格の難治性/再発大細胞型B細胞リンパ腫におけるモズネツズマブ+ポラツズマブベドチン:第3相SUNMO試験の主要結果。

原題
Mosunetuzumab plus polatuzumab vedotin in transplant-ineligible refractory/relapsed large B-cell lymphoma: primary results of the phase 3 SUNMO trial.
背景:根治的治療に不適格な治療抵抗性/再発大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)患者の転帰は不良である。Mosun Pola(mosunetuzumab+polatuzumab vedotin)は新規の固定期間外来レジメンである。

方法:第3相SUNMOでは、208人の患者をMosun Pola(n=138)またはR GemOx(n=70)に2:1で無作為に割り付けた。二重の主要評価項目は、中央評価による全奏効率(ORR)および無増悪生存期間(PFS)であり、全生存期間は重要な副次評価項目であった。

結果:追跡期間中央値23.2か月で、Mosun PolaはPFS中央値(11.5か月対3.8か月;HR 0.41、P<0.0001)、ORR(70%対40%)、CR率(51%対24%)を改善した。グレード2以上のCRSおよびトシリズマブの使用は5%未満であり、患者報告による転帰はMosun Polaを支持した。 結論:Mosun PolaはR GemOxよりも優れた有効性を示し、管理可能な安全性プロファイルを示した。 Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6) DOI: 10.1200/JCO-25-01957
PMID: 41037766

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