原題
Importance of 3D-TSE imaging for patients with brain metastasis treated with SRS alone.
背景:MPRAGEへの3Dターボスピンエコー(3 DT SE)の追加が脳転移に対するSRS計画を改善するか否かを評価した。
方法:以前の全脳放射線療法(WBRT)によって層別化した、デュアルシーケンス(MPRAGE+3 DT SE)とMPRAGE単独のレトロスペクティブ比較。
結果:WBRT未経験患者(n=308)では、二重配列は遠隔頭蓋内不全(DIF)までの時間を11.4か月対6.8か月に延長した(p=0.03)。WBRT後のサルベージSRSにDIFのベネフィットはない(n=39;6.5ヵ月対5.6ヵ月、p=0.76)。3 DT SEは、WBRT後の患者(12.0%、p<0.001)よりも、WBRT未経験患者(19.6%)でより頻繁に追加の病変を検出した。
結論:MPRAGEに3 DT SEを追加することは、WBRT未治療患者における病変検出を改善し、DIFを遅延させるため、SRS計画に組み込むべきである;以前のWBRT後の利益は限られている。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111172
PMID: 41027511
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