原題
The impact of different neoadjuvant radiotherapy doses on survival outcomes and toxicity in patients with locally advanced rectal cancer.
背景:ネオアジュバント放射線療法における骨盤リンパ節線量の低下が局所進行低/中直腸癌の結果と毒性に影響するか否かを評価する。
方法:化学放射線療法+TMEを受けた247人の患者(2015-2020)の後ろ向き研究。実験的:腫瘍/MLN 50.4 Gy/24 fx、骨盤リンパ節45.6 Gy/24 fx。対照:腫瘍および骨盤に対して50 Gy/25 fx。分析された一次および二次腫瘍学的および毒性エンドポイント;単変量および多変量予後分析が実施された。
結果:pCR、括約筋温存、TRG、ダウンステージングおよび3年OS/PFS/DFS/MFS/LRFSは同程度であった。実験群では、グレード3以上の急性毒性が少なく、周術期合併症が少なく、回腸瘻造設術の逆転が多かった;グレード3以上の晩期発生率は同程度であった。術後のT/NおよびベースラインのCA19-9はアウトカムを予測した。
結論:骨盤線量の減少は急性毒性と周術期り患率を減少させ,短期の効果や生存を損なうことなく回腸フィステル形成術の逆転を改善した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02726-4
PMID: 41029429
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