舌骨の放射線性骨壊死:系統的レビュー。

原題
Osteoradionecrosis of the Hyoid Bone: A Systematic Review.
背景:舌骨放射線性骨壊死(ORN)は頭頚部放射線治療後の稀な合併症であり,下顎骨ORNより特徴づけられていない。

方法:PubMedおよびScopusのレビューにより、患者の特徴、症状、画像、管理、およびアウトカムを報告している16の論文が特定された。

結果:40例:平均年齢60歳;男性87.5%;中咽頭原発77.5%。平均RT線量66.2 Gy;平均潜伏期間27.6か月。画像診断補助診断。手術は、RT単独後よりも同時化学放射線療法後に多く必要とされた(80%対30%、p=0.0042)。

結論:まれではあるが、舌骨ORNは中咽頭がんで上昇する可能性があり、臨床医は症状を認識し、画像検査を実施し、特に化学放射線療法後に迅速な集学的管理を考慮すべきである。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101873
PMID: 40979683

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